相場と情勢


by f1wrxgt
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事件をつくりたがる警察・検察、悪のりするマスコミ。

12/18

http://amesei.exblog.jp/

* 民主主義・資本主義の暴力性

* 国家権力の暴力


抜粋:

重要なことは、司法関係者の間では当たり前のことだが、警察・検察の調書はすべて彼らの「作文」であるということである。これはある意味で聞き取りして調書を作成するのだから、やむを得ない面もある。しかし、この本で取り扱われている事件では、被害者の女子高生を誘導尋問した可能性が高い。この場合、被害者が誘導に乗るばかりではなく、積極的に謳ったばあいは、もう逮捕された被疑者側にはなすすべがない。だから、警察の取り調べについては、すべてをビデオ収録するような運動が少しずつ起こっている。

この本の中には取り調べの様子が、筆者の回想や作成された調書を全文掲載する形で、詳しく再現されている。警察という組織の中の様子がよく分かる。権力を持っていれば振りかざしたくなるのは人情で、それゆえに取り調べのビデオ収録が必要なのだ。そのことがよく分かった。

つまり、警察というのは、暴力を持った官僚組織である。日本では、権力がむき出しの形で現れたりはしない。佐藤優氏の言葉を使えば、「柔らかい暴力」がこの国を支配しているというわけだ

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例えば、日本人は過去のように絶対窮乏化していないので、資本主義の暴力性の面については全面にあまり現れない。また、ネット上の言論もこのように書き散らしをする分では、規制されておらず、ソビエトのような「思想警察」が常に市民を監視している訳ではない(と信じたい)。だから支配は見えにくくなっている。とりあえず、今の段階では現在の日本の体制に対して、反体制派になることのメリットは存在しない。(しかし、住基ネットの違憲判決をだした大阪地裁の判事が明らかな不自然死を遂げたりしたことから考えるに、日本には山県有朋が生み出した内務省が復活しつつあるのかもしれない。ロシアのFSB=KGBと同じように)

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日本国憲法は、権力を執行する官僚組織に向けて書かれたものである。「いいか、官僚組織よ、この約100の条文を遵守せよ」ということが書かれているわけである。このことは余り理解されていない。

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こういう実態をみてしまうと、「日本の司法教育は大丈夫か?」と思わないわけにはいかない。外弁法がアメリカの年次改革要望書のシナリオに従って、日本の弁護士が外資のファームの手下としてこき使われる中で、必然的に、いわゆる人権派弁護士の存在する場所はどんどん狭くなっていくのではないか、と懸念せざるを得ない。

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ひところ、被害者の人権擁護が声高に語られたことがある。人を殺しても一人なら無期で、二人なら死刑というのはおかしいという動機から生まれた運動で、それ自体は悪いことではない。しかし、どうも痴漢えん罪事件が多発する現実を見ていくと、「被害者の人権」が、「警察の事件作り」のためにゆがめて利用されているのではないかと思える面もある。
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by f1wrxgt | 2006-12-19 22:03