相場と情勢


by f1wrxgt
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DJIA と米経済

http://finance.yahoo.com/charts#chart8:symbol=^dji;range=19910401,20061117;indicator=volume;charttype
=line;crosshair=on;logscale=on;source=

ヤフー・ファイナンスのダウ・チャートです。
MAX表示で1960-2006表示となります。右下の”TIME RANGE"にカーソルを合わせ
ます。
すると、Historical Trend of DJIA というトレンドを影で図形表示した表がでます。
その図の向かい合った三角にそのままカーソルを合わせると左側の開始年を1990年方向
にもってこれます。
これで1991-2006表示にします。

’82年に底をつけてから、’89バブル崩壊を通り2000年のITバブル崩壊まで右肩上がり。

’90の湾岸戦争            (米財政赤字拡大)
’92からクリントンのIT景気      (財政赤字縮小)
’01ブッシュイラク戦争        (財政赤字拡大)
’06共和党敗北・ブッシュ・レイムダック(財生赤字縮小へ)

今の米経済は、ある方のイメージでは、金利を上昇させた’94年とそれが停止した’95の
ダウ上昇(=金利上昇下で押さえつけられていた米株価が金利上昇の停止で業績見合いの
上昇を見せる)というシナリオ通りの展開となっています。
日本株は2005 9月から2006春まで先行してほぼ市場全体が過熱して上げたので調整。
(一部国際優良の大型株の割安だった銘柄のみ・・・高値更新中)

バブル崩壊後は、世界の先進国経済は低成長が基本となっています。
アメリカはポイントポイントで戦争を起こし、政府支出を拡大し、景気を支えてきました。
クリントン時代に内向きの民主党政権にもかかわらず、景気減速しなかったのは、
ブッシュ(父)の湾岸戦争とITのお陰でしょう。
ITバブルが崩壊し、日本が不良債権で不況・・・そのままでは米経済も足を引っ張られる・・・
それを防ぐ目的もあっての、ブッシュの強引なイラク攻撃’03と住宅バブルでした
(その過熱をGスパンが金利上昇でインフレ化を防いだ)

さて、ここから2008の北京オリンピックまでがどうなるかです。

民主党はイラク撤兵方向(イラクを支配したまま傀儡政権で)。
米国一般国民の方を向いた政治=内向き 大企業優先ではない。
財政は健全化方向へ、貿易赤字を縮小へ。
=方向としては、海外他国経済を犠牲にしても米国の利益を計る。

おそらく現実に米国が金利を下げ始めると、ダウは下がり始めるのでは?(ジパングの短期
集中講座のコラム参照)
バーナンキは、景気減速~後退になれば、待っていましたとばかりに不況入りしないよう
金利を下げて手腕を発揮するステージ。
金利を下げなければならない=経済が後退の現実
金利の下げは後退の程度とショックを和らげる効果=時間稼ぎではありますが、景気を上昇
させるエンジンではない。

目先、BRICsの自然な経済成長と北京オリンピックぐらいが世界景気を支える原動力です。
目先 大規模な戦争も米住宅バブルのような機関車はない。
財政は日本も米国も’06年からは健全化・緊縮方向へ進む。

こうなりますと、’07から世界経済を総楽観では居られないという気がしてきます。(苦笑)
なお、今回の金利上昇停止での米株の上離れの上昇は、’95年時ほどではないという見方
があります。
’07年半ばで日本株は高値を取りに行くと考えているようですが、来年春まで17580を抜か
ないと考えているトレンド分析の人もいます。

それにしても、’89バブル崩壊からの日経とダウチャートの様相の差に愕然としました。

先の予測などは当たらないですが、一つ確かなのは人口減少・財政規律優先の日本は
世界の他国経済に左右されるということでしょう。
アメリカがどうやってドルを保たせるか・・・も重要な鍵です。

内需が拡大しない日本=海外から投資資金が入ってこない。
不必要な規制緩和の亡国日本売り渡しの政策で、外資に企業や公社を売って鞘を取らせ
る愚。

低成長が前提ですと、’70年代のような長期持ち合いのチャートになるのかもです。
BRICsなど、先進国以外をどれだけ成長させるか(世界市場のパイを広げる)にもよるかと。
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by f1wrxgt | 2006-11-20 07:52