相場と情勢


by f1wrxgt
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

こうした事実も一応頭に入れておく

[東京 17日 ロイター] ヘッジファンド動向に詳しい草野グローバルフロンティアの草野豊己代表取締役は17日、原油安、円安、金利低下を支えに日本株に対する楽観論が広がっていることに警告を発した。株高の支えとなっている3要因の裏側にはヘッジファンドの極端なポジションがあり、何らかの理由でトレンドが変われば一気に逆の動きになる可能性も否定できないと指摘した。

ロイター主催のbrightspotセミナーの講演で述べた。

米国ダウ平均株価の史上最高値更新などを背景に、日経平均が16日に5カ月ぶりの高値水準に浮上するなど上昇トレンドを示していることについて、草野代表は、8月以降の原油価格の急落、米国での利上げ観測の後退による金利低下、円安による輸出関連の収益かさ上げ期待──などが背景にあると指摘した。

しかし、草野氏によると、米国先物協会の投機筋のデータでは、米国債の先物は10月3日に52万枚の買い越しと過去最高水準に達したほか、ドルロング・円ショートの先物は10月10日に12万3000枚の売り越しとこちらも過去最高の水準になった。また、原油先物では、投機筋のネットの建て玉が8月15日の8万3800枚の買い越しから10月10日には300枚買い超しまで激減するなど、「2カ月前に比べ相当極端なポジションになっている」(草野代表)という。

草野代表は、「ヘッジファンドのファンドマネージャーはドライで、もうかると思う市場には群がり、逆なら一気に去っていく。この2カ月で一気にポジションを変えたように、なんらかの理由でトレンドが変われば、一気に逆に動く可能性も否定できない」と語った。

なかでも、通貨や商品の先物を運用するマネージド・ヒューチャーズについては、ファンダメンタルズに関係なくシステム取引を実施するタイプが8割を超えており、これらの売買が相場の変動を増幅させる傾向が強まっている。「今年の日経平均の動きにも影響を与えたのは明確」(草野代表)で、今後も市場のかく乱要因になる危険性もある。
[PR]
by f1wrxgt | 2006-10-22 13:15