相場と情勢


by f1wrxgt
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Sさんのお言葉より

「225先物でのソシエテの買い手口がやけに目立つねえ。

このところの日本相場の上げは、やや拙速すぎる印象もあるが、米株式市場が来年以降の米マクロ経済の減速が思ったよりも小幅に留まるのではないか、というソフトランディングシナリオの中でもより楽観的なシナリオを織り込みに行く形で強く推移している以上、日本相場もNYに連動して強い動きになっても不思議ではない。

以前から書いているように、来期業績が視野に入れば、つまり来年以降も景気が持続し、EPS(一株利益)の成長が見込める状況になれば、この成長分を先んじて織り込みに行く水準訂正の上げ波動が生じるのは自然である。
「読みにくいのはその時期である」とも、しばしば書いてきたが、最近の上げが本物のそれかどうかは、私も現時点ではっきりは分からない。
今後、弱めの経済指標が連続して出ることにより”小幅減速シナリオ”が後退すれば、一旦、仕切り直しの動きになる可能性も考えられる。

しかし、基本的に最近の上げはファンダメンタルに基づく動きであり、今年3月から4月にかけての「根拠無き馬鹿上げ」と呼んだファンダ的な根拠に欠ける需給主導の上げとは、根本的に質が違うことは頭に入れておかなければならない。
最近の上げ相場も、先週のこの統計を見ても225先物でソシエテの買い手口が目立つなど、需給主導的な側面も確かにあるが、同時にファンダメンタル的な裏付けもある故に、この点が4月の根拠無き馬鹿上げとは異なる点である。
来期業績が視野に入った場合には、225の時価水準は決して割高ではないのである。

従って、一旦、仕切り直しの動きになるとしても、具体的には225が再び16000あたりまで押すことがあったとしても、ファンダメンタル的に上向きの長期トレンド自体が転換する可能性は小さい故に、安易にテクニカルを根拠としたウリポジションは持つべきではないだろう。
昨年夏から冬にかけての上げ相場がそうであったように、相場がファンダメンタル的な水準訂正の動きになった場合は、テクニカルは一旦通用しなくなるケースが多く、相場経験豊富な投資家ほどウリでやられやすい。世界景気が来年以降も腰折れせず持続する公算が高まっている以上、基本的にウリよりも買いを”軸”として相場に望んだ方が良いだろう。

とにかく、ウリポジションを取って踏まれた場合には、決してウリナンピンしてはならない。
長期トレンドに逆らう方向のナンピンは非常に危険である。
ウルならば短期完結売買に徹するべきであろう。」
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by f1wrxgt | 2006-10-16 22:19