相場と情勢


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指標予測=8月機械受注は7月急減の反動で+11.4%の予想、7─9月期は減少か

[東京 6日 ロイター] 

ロイターがまとめた民間調査機関29社の予測によると、 内閣府が10日午後2時に
発表する8月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は、前月比プラス11.4%が予測中央値
となった。
7月にマイナス16.7%と、現行統計開始以来最大の減少幅となったことの反動が出ると
いう。
7─9月期の受注は、2四半期ぶりのマイナスとなりそうだが、設備投資の基調は強く、
機械受注の「増加基調」(内閣府)は維持できるとの声が多い。

8月は2カ月ぶりのプラスになりそうだ。7月の大幅減少には、製造業で電気機械、鉄鋼、
紙パ、非製造業で通信業、その他非製造業、建設業の動向が影響した。
7月の減少については「通信業による携帯電話端末などの通信機への発注の大幅減少が
効いており、設備投資の実勢を表していない可能性が大きい」(三菱UFJリサーチ&コン
サルティング) などの指摘もあった。
8月については「加工業種と通信業で増加が見込まれる。加工業種の増加は電気機械と
自動車の持ち直しによるもの」(BNPパリバ証券)などの声が聞かれた。

内閣府は7─9月期の受注が前期比4.9%増加するとの見通しを発表しているが「プラス
転換することは難しい状況」(大和住銀投信投資顧問)との見方が多い。
4─6月期がプラス8.9%と極めて高い伸びとなったことの反動が、7─9月期には避けら
れないためとの指摘が多い。

内閣府によると、見通し達成のためには、8月、9月でそれぞれ前月比19.0% ずつ増加
する必要がある。
前期比プラス達成にも13.9%の高い伸びが2カ月続く必要があるという。
こうした高い伸びが2カ月連続するのは困難との見方が多い。

ただ、7─9月期がマイナスに転じたとしても、それは一時的で「受注の増加トレンドは崩れ
ない」(ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎シニアエコノミスト)との声が多い。
機械受注の基調が堅調なこととの関連で、日銀短観での設備投資計画の強さに注目する
見方もある。今年度の大企業の設備投資計画は前年比プラス11.5%と、9月短観として
はバブル後期の1990年度以来の高いものとなった。

そのため「7─9月期がマイナスになれば、10─12月期はプラスになる可能性が高い」
(RBS証券チーフエコノミスト・ジャパンの山崎衛氏)との声が少なくない。

その他の注目点としては「IT在庫調整圧力に伴う景気のテンポ鈍化のタイミングを占う観点
からは、半導体製造装置の受注状況に注目](三菱総研)などの指摘があった。
7月の半導体製造装置受注は前年比プラス18.0%と増加となったものの、5月のプラス
94.2%、6月のプラス113.5%から大きく鈍化している。


各調査機関の見通しは以下の通り。(単位:%)


前月比 前年比
中央値 11.4 3.9
最小値 19.5 11.9
最大値 4.5 -0.9
――――――――――――――――――――――――――――――

調査機関        予測者(敬称略)

クレディ・スイス証券 白鳥朋子 4.5 n/a
日興シティ 劔崎仁 6.1 -0.9
カリヨン証券 佐藤芳郎 6.4 -0.7
BNPパリバ証券 丸山義正 7.8 0.6
大和総研 牧野潤一 8.0 n/a
野村証券金融経済研究所 木内 登英 8.4 1.2
第一生命経済研究所 長谷山則昭 9.0 1.7
三菱UFJ証券 澤野哲郎 9.0 1.7
大和SMBC 野口麻衣子 9.6 2.3
信金中金総合研究所 角田匠 9.6 2.2
モルガンスタンレー証券 佐藤健裕 9.7 2.3
UBS証券 前川明 9.8 2.5
みずほ証券 清水康和 10.2 2.9

みずほ総合研究所 大塚学 11.2 3.7
HSBC証券 ピーター・モーガン 11.4 4.0
新光総合研究所 折原豊水 11.4 4.0
農林中金総合研究所 南武志 12.0 4.5
JPモルガン証券 中村美和子 12.0 n/a
RBS証券 山崎衛 12.5 5.0
バークレイズキャピタル証券 会田卓司 12.5 n/a
ING(英国) トム・レヴィンソン 13.0 4.2
大和住銀投信投資顧問 大中道康浩 13.2 5.6
三菱総合研究所 大島一宏 13.3 5.8
ドイツ証券 安達誠司 13.5 n/a
ゴールドマン・サックス 村上 尚己 14.0 6.4
ニッセイ基礎研究所 斎藤太郎 17.2 9.3
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 鹿野達史 17.2 9.4
インフォーマ・ジャパン 荒田健児 17.5 9.6
三井住友アセットマネジメント 宅森昭吉 19.5 11.9



 
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by f1wrxgt | 2006-10-06 12:45