相場と情勢


by f1wrxgt
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宮崎正弘 メルマガ 4日付け

宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成18年(2006年)10月4日(水曜日)  
通巻第1573号   

*上海で老人たちも汚職撲滅デモ、警官隊と衝突 「祝 陳良宇失脚」の横断幕、保険金を
  だまし取られた市民が・・・・

先の上海スキャンダルは市の社会保障局長が拘束され、上海市のトップ、陳良宇一族の
拘束へと発展した。
上海をスキャンダルまみれにした陳は政治局序列18位のポストを喪った。

もとも上海共産党政府に限らず、全国どこへ行っても汚職の実態は同じ様な、独裁政権の
体質的宿阿である。
絶対権力が続く限り、汚職腐敗はつづく。
前任の黄菊のときは、上海政府は「黄菊政府」と呼ばれる程の腐臭を放ち、彼の失脚も
時間の問題である。

おさまらないのは保険金をだまし取られた老齢の市民である。
直訴者ら二千人が、「祝・陳良宇失脚」、「社会保障局副局長も辞職せよ」の横断幕を掲げ
て、上海市社会保障局前で抗議行動を敢行する事件があった(9月27日)。
博訊報、多維新聞などに依れば、抗議の老人らが警察の鎮圧をもろともせずに暴力的衝突
をくりかえしたという。

直訴者の大半が1960年代に農村に下方され、遠く新彊ウィグル地区へ派遣された。
新彊から上海に戻れば、わずかな年金ぐらし。病気になっても薬もかえないほど、まさに
赤貧洗うが如し。
医療も受けられず、病気治療システムからも阻害され、怒りを爆発させて社会保障局への
デモとなった。

上海では、このたぐいのデモは日常茶飯とはいえ、老人が警察に立ち向かったのは異例といって良いだろう
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by f1wrxgt | 2006-10-04 08:31